■嵐が去った後で──…!!
ブルック「行っちゃいましたね…」
テーブルの上の魚にがっつくルフィ。
チョッパー「ルフィお前さっき死にかけたばっかだろ!! なんでまた食ってんだ!!」
ルフィ「焼いてもうめェなコレ!!」
呆れるナミ「それは火が通ってるから大丈夫よチョッパー」
「それにしても…さっきの女の人、サンジ君のお姉さん?」
「毒は大丈夫なのかしら…大好物って言ってたけど…」
ブルック「どういう体をしてるんでしょうね」
ペコムズ「別に奴らも生身はただの人間だガオ」
「あの毒を吸い取った女は別名”ポイズンピンク” あらゆる毒を浄化する機械を使う」
ナミ「あらゆる毒を浄化!? そんなものが…」
ペコムズ「言っただろう “ジェルマ66”は『科学』戦闘部隊」
「奴らの科学技術のレベルはお前らの考える比じゃねェ ガオ!」
ブルック「確かに…”四皇”が欲しがるぐらいですから、相当なものなんでしょうね」
チョッパー「そういえばマントの男は浮いてたけど、あれも仕掛けがあんのか!?」
ペコムズ「"ウィンチグリーン”だな」
「足の裏に仕込んだプロペラで飛ぶ仕組みだ 詳しい原理はオレも知らねェが」
目を輝かせるチョッパー「スゲェー!! 俺も飛んでみたいぞ!!」
ペコムズ「世界で初めて飛行船を作ったのも奴らだ」
「そんな技術を持った奴らが!! “四皇”のママと手を組もうってんだ!」
「絶対に騒ぎは起こすんじゃねェぞ! 特にお前!!」ビシッ
話そっちのけで魚をたいらげるルフィを指さすペコムズ。続きを読む