冒頭は聖地マリージョア
政府の役人らが慌ただしく世界会議(レヴェリー)の準備をしている。
「今回は荒れるだろうな」
「政権が変わった王国が…13国だったか」
「革命軍もそうだが"あの一味"のおかげでずいぶん顔ぶれが変わりそうだ」
各国の国王やかつてクーデターの起こった"ヴィラ国"新政権首相モンテス(生傷多い、ヤクザ風)など、各国代表が続々と到着している様子。
場面かわってゾウにてルフィ一行を見送る面々。
イヌアラシ「船に飛び降りる奴など初めてだ…」
ネコマムシ「何とも奔放な男じゃきに」
「あガラの性格で果たして無事に潜入を果たせるかどうか…」
ワノ国メンバーはローの潜水艦で向かうらしい。
ロー「鎖国国家への上陸にはうってつけだろう」
「整備は? ベポ」
いつものポーズを取るベポ「もちろんバッチリだキャプテン!!」
場面変わってサニー号
タンコブだらけ涙目(ナミの撲跡)のルフィがペコムズから説明を受ける。
ペコムズ「これがママの"ビブルカード"だ…ここからならだいたい3日あれば着く」
「だがママのいる島"ホールケーキアイランド"は全土がママの領地」
「正面の船着場から正面突破は無謀だ! ガオ!!」
簡単な見取り図を描くペコムズ。
丸いケーキを切り取ったような形(8等分した1切れの扇形のように凹んでいる)で、さらに島の後方はまるで歯型のように削り取られている。
ルフィ「変な形だな」
切れ目の部分を指差すナミ「正面はここ?」
ペコムズ「そうだ、そこが船着き場でいちばん警備が厚い」
「この裏側の"歯型"に船を隠せ」
「ここはママが齧り取った部分で、凹凸が多い…船を隠すにはうってつけだ」
「お茶会中は"歯型"の警備は手薄になってる筈、それでも発見されるのは時間の問題だガオ」
ナミ「そうね…いきなり乗り込んでいって宣戦布告と思われてもイヤだし」
ルフィ「いいよ めんどくさいから正面から行こう」
ナミ「うるさい!!」
またたんこぶが増えるルフィ。続きを読む