ガイアの自宅へ案内された本部。
一歩足を踏み入れると夥しい量の武器・武器・武器。
壁一面に世界各国軍隊の機関銃が飾られる。
M1A4、AK49、P90、MiniUZI…
さらに右手の小部屋には各種グレネード、閃光弾、催涙弾やC4爆弾。
奥の倉庫にはロケットランチャーが無造作に30ほど置かれている。
さすがに圧倒される本部。
バズーカの一つを触るガイア「こいつは対ヘリ用バズーカです」
「イスラムなんかに最近よく出回ってる奴と同じものでして…安さの割になかなか威力があるんですよ」
「それとあっちは多弾頭ロケット砲ですね」
ひときわ大きな箱のようなものを指差すガイア。
ガイア「戦車でも1発でオシャカですよ」
本部「ほう……」
あくまでも『武道の延長』として武器を持つ本部、
しかしガイアは完全に"武器マニア"の域に達していた。
古今東西、ありとあらゆる武器を集めるガイア。
それも特殊部隊が使うような希少かつ強力な武器が所狭しと並べられている。
本部("あの男(オーガ)"とはまた別モノだが…こいつもとんでもない野郎だ…)
手榴弾の一つを手に取る本部。
裏のラベルには『VX(神経)ガス』の刻印が。
ガイア「さすが先生、お目が高い」
「VXガスはスプーン1杯で半径100mの人間を殺せる猛毒です」
「いくら天下無敵の武蔵でもイチコロでしょうね」
本部「ほ、ほう…(汗」
手の震えを悟られぬよう、左手で右手首を押さえて
慎重に、慎重に手榴弾を戻す本部。
本部(これだけの武器があれば…戦略の幅をそれこそ無限大…!)
(非殺傷兵器も多い…これらを駆使すればいくら武蔵とて赤子同然!)
さらに別の手榴弾を手に取る本部。
ガイアがまたしても解説を入れる。
ガイア「これは一風変わった爆弾でしてね」
「爆風ではなく強力な拡散電磁波を放つ特殊なグレネードなんです」
本部「核爆弾の電磁効果のようなものか…?」
ガイア「さすがは先生、よくご存じで」
「まさにその通りです。核弾頭ほどの威力こそありませんがね」
「しかし半径10m程のwifiやbluetoothを無効化するぐらいの効果はあります」
「正直武蔵には…」
言葉を遮る本部「いや、これでいく」
ガイア「えっ?」
「こんなもので…?」
本部「ワシの目的は殺すことではない、守護ること」
「それにこれがあればオーガすら敵ではない」
困惑するガイア。
しかし本部は妙に納得した様子でそれを3、4個手にとり、
懐に入れると帰って行ったのであった。
一歩足を踏み入れると夥しい量の武器・武器・武器。
壁一面に世界各国軍隊の機関銃が飾られる。
M1A4、AK49、P90、MiniUZI…
さらに右手の小部屋には各種グレネード、閃光弾、催涙弾やC4爆弾。
奥の倉庫にはロケットランチャーが無造作に30ほど置かれている。
さすがに圧倒される本部。
バズーカの一つを触るガイア「こいつは対ヘリ用バズーカです」
「イスラムなんかに最近よく出回ってる奴と同じものでして…安さの割になかなか威力があるんですよ」
「それとあっちは多弾頭ロケット砲ですね」
ひときわ大きな箱のようなものを指差すガイア。
ガイア「戦車でも1発でオシャカですよ」
本部「ほう……」
あくまでも『武道の延長』として武器を持つ本部、
しかしガイアは完全に"武器マニア"の域に達していた。
古今東西、ありとあらゆる武器を集めるガイア。
それも特殊部隊が使うような希少かつ強力な武器が所狭しと並べられている。
本部("あの男(オーガ)"とはまた別モノだが…こいつもとんでもない野郎だ…)
手榴弾の一つを手に取る本部。
裏のラベルには『VX(神経)ガス』の刻印が。
ガイア「さすが先生、お目が高い」
「VXガスはスプーン1杯で半径100mの人間を殺せる猛毒です」
「いくら天下無敵の武蔵でもイチコロでしょうね」
本部「ほ、ほう…(汗」
手の震えを悟られぬよう、左手で右手首を押さえて
慎重に、慎重に手榴弾を戻す本部。
本部(これだけの武器があれば…戦略の幅をそれこそ無限大…!)
(非殺傷兵器も多い…これらを駆使すればいくら武蔵とて赤子同然!)
さらに別の手榴弾を手に取る本部。
ガイアがまたしても解説を入れる。
ガイア「これは一風変わった爆弾でしてね」
「爆風ではなく強力な拡散電磁波を放つ特殊なグレネードなんです」
本部「核爆弾の電磁効果のようなものか…?」
ガイア「さすがは先生、よくご存じで」
「まさにその通りです。核弾頭ほどの威力こそありませんがね」
「しかし半径10m程のwifiやbluetoothを無効化するぐらいの効果はあります」
「正直武蔵には…」
言葉を遮る本部「いや、これでいく」
ガイア「えっ?」
「こんなもので…?」
本部「ワシの目的は殺すことではない、守護ること」
「それにこれがあればオーガすら敵ではない」
困惑するガイア。
しかし本部は妙に納得した様子でそれを3、4個手にとり、
懐に入れると帰って行ったのであった。