美肌づくりへの洗顔方法
あなたは間違った洗顔方法でお肌に負担を掛けていませんか?
自分ではしっかりと洗顔しているつもりでも、そのやり方が正しくなければ知らず知らずのうちに、お肌にとっては悪影響を及ぼしているかもしれません。
何といっても洗顔というのはスキンケアの基本となるものですし、毎日行うものですから・・・
正しい洗顔方法の流れとポイント
ここでは、美肌づくりのためのスキンケアの基本ともいうべき、正しい洗顔方法の流れとポイントを紹介します。
【手を洗う】
洗顔前に手をきれいに洗っておくことが大切で、汚れた手だと石鹸や洗顔料の泡立ちも悪くなります。
【予洗い】
いきなり洗顔石鹸や洗顔料で洗い始める前に、ぬるま湯で予洗い(よあらい)をしておくことで、肌表面の大まかなホコリや汚れを落とせるだけでなく、皮脂を浮き上がらせて本洗いの際の洗浄効果が高まります。
【石鹸や洗顔料を泡立てる】
毛穴の奥深くの汚れを除去するためには、洗顔石鹸や洗顔料の泡がよりキメ細かいほど洗浄効果が高まり、汚れを取りやすくなります。
キメの細かい理想的な泡を作るためには、石鹸や洗顔料を泡立たせる際に、水分と空気をよく混ぜ合わせることがポイントで、特に空気を十分に含ませながら泡立たせるというのが、よりキメの細かい泡に仕上げるコツとなります。
手の平で泡立てると、なかなか上手く泡立たないといった場合や、時間が掛かって面倒くさいというのであれば、【泡立てネット】を利用することで簡単にしかも素早く泡立たせることができるので、活用してみてはいかがでしょうか。
【本洗い】
泡を使った本洗いは、皮脂の分泌が多いTゾーンや額、アゴといった部分から丁寧に洗い始めて、目元周辺や頬は乾燥しやすい部分なので最後の方に洗います。
正しい洗顔方法として重要なのが『決してゴシゴシと擦らない』ということなので、泡をクッションだと思いながら、肌の上で泡を転がす感じでやさしく丁寧に洗っていきます。
肌の表面をゴシゴシと擦って汚れを落とすと、気分的には汚れをスッキリ落とせているように感じますが、実際には力の入れ加減と洗浄力は関係がないばかりか、摩擦によって肌表面に刺激を与えて傷つけることとなります。
【すすぎ】
すすぎも正しい洗顔方法の重要なポイントであり、すすぎが不十分であると石鹸や洗顔料の成分が残ってしまい、様々な肌トラブルの原因となるので、すすぎ残しがないように念入りに行います。
また、髪の生え際やフェイスラインは、すすぎ残しが起こりやすい部分なので、特に意識してしっかりすすぐように心掛けましょう。
すすぎには適度なぬるま湯(32度~33度くらい)を使うのが理想的で、お湯が熱過ぎるとお肌に刺激を与えますし、乾燥を招きやすくなります。
【ふきとり】
洗顔後に顔を拭く際には、柔らかめ素材のタオル(もしくはガーゼなど)でやさしく肌表面を押さえるように水分を拭くようにし、決してゴシゴシと摩擦させて拭かないように注意しましょう。
泡が洗顔する際の大切な要素
正しい洗顔方法としてまず覚えておきたい基本は、肌に付着している汚れや皮脂を、洗顔石鹸や洗顔料の泡に吸着させるといったイメージで洗顔していくということです。
近頃の洗顔石鹸や洗顔フォームのCM広告などで、ちょっとビックリするような豊かな泡立ちをアピールしているのも、泡が洗顔する際のひじょうに大切な要素であるからです。